【新NISA】初心者でも分かりやすく解説 投資に必要な3つの要素とは

楽天証券
りん
りん

なんとなく、投資の基本が分かってきた気がする。

でもまだ、知らなきゃいけないことがあるような気がする。

株を買う時の手数料みたいなのってどうなんだろう?

そら豆
そら豆

そうだね、投資するときに発生する手数料はじめとするコストについてもちゃんと理解する必要があるね。投資を行う上で重要な3つの要素があるので丁寧に説明していくね。

この記事で分かる事
  • 「分散」投資の種類と大切さ
  • 「長期」投資の大切さと実際の投資方法
  • 「投資にかかるコスト」の種類
こんな人にお勧めです
  • 投資に興味があるが右も左も分からない人
  • 新NISAで何を買ったらいいか分からない人
  • とにかく損するのはいやな人

分散投資の大切さ

投資を行う上で、一つの銘柄に集中投資してしまうと、万が一のときの資産を大きく減らすことになってしまいます。複数の銘柄に分散投資することでリスクを低減することができます。

では、分散にはどのようなやり方があるのでしょうか?また、どれくらい分散すればいいのでしょうか?

分散のやり方

分散の具体的なやり方としては「資産を分散する」「投資対象の銘柄や国を分散する」「投資する期間を分散する」といったやり方があります。

資産を分散する

例えば株式50%、債権50%のように一つの資産だけに投資をするのではない複数の資産を持つようにします。

銘柄・国・地域を分散する

先進国株と新興国株を購入する、複数の銘柄を購入するなど銘柄や国・地域を分散します。

投資する期間を分散する

例えば投資に回せる費用が100万円あったとします。この100万円を一括購入することもできますし、何回かに分けて購入することもできます。

一括で買った場合、購入後株価が上昇すれば多くのリターンを得る事ができます。一方、逆に下がってしまった場合は大きく損することになります。リスクを低減するには一括で購入するよりも、回数をわけて購入する方法を推奨します。回数を分けて購入する方法を「ドルコスト平均法」と言います。毎月一定金額を積み立て投資する方法が一般的です。

どれくらいの分散が必要か

資産の分散については、年齢や収入や投資の考え方によって最適解が変わってきます。初心者向けとしては株式だけでも問題ないと思います。そして、分散する銘柄数の目安は10~20となります。

S&P500はアメリカの主要国500銘柄、全世界株式は先進国、新興国を含めその国の株式全体に分散投資できるので、十分に分散されていると言えます。

長期投資の大切さ

投資には安く買って高く売る、キャピタルゲイン狙いの投資スタイルもあります。でも、株価の上げ下げはプロの投資家でも正確に予想するのは難しく、私も含めて一般の投資家は短期投資は不向きです。

長期投資には利益をあげるのに時間がかかるというデメリットがある反面、複利の力を利用し資産を増加させることができるというメリットがあります。自分の収入に応じて毎月決まった金額を10年~20年間の期間でこつこつ積み上げていく必要があります。

株式は上がったり下がったりを繰り返していきます。時にバブルと呼ばれる急激に上がるときもあったり、〇〇ショックといわれる暴落するときがあります。

稲津が輝く瞬間に立ち会うこと

株式が上昇する相場のことを「稲妻が輝く瞬間」と表現することがあります。短期売買をしたり、下落局面で売却してしまって、「稲妻が輝く瞬間」に立ち会えないと利益を享受できないことになります。

チャールズ・エリス著「敗者のゲーム」

「稲妻が輝く瞬間」という用語は、チャールズ・エリス著の「敗者のゲーム」という本で用いられている言葉です。この本の中では1980年から2008年の間で、ベストの何日かを逃した場合のリターンへの影響について紹介されています。

S&P500のリターン率11.4%
ベスト10日を逃した場合のリターン率9.2%
ベスト20日を逃した場合のリターン率7.7%
ベスト30日を逃した場合のリターン率6.4%
S&P500のベスト何日間を逃した場合のリターンへの影響

ベスト30日間を逃してしまうとリターンがおよそ半減してしまうことを意味しています。稲妻が輝く瞬間がいつ訪れてもいいように、相場から退場しないことが大切です。

暴落時の立ち振る舞い方

〇〇ショックが起き、株価が急落するとSNSやニュースはネガティブなニュースで溢れかえります。証券会社の商品一覧で含み損を抱えた銘柄をみると、一刻も早く手放してしまいたい気分になってしまいます。

暴落時に一番やってはいけないこと!

暴落時に一番やってはいけないことは狼狽売りです。狼狽売りとは、ネガティブなニュースやSNS情報を鵜呑みにし冷静に判断することなく売却してしまうことです。

暴落時の対処方法

私が実践している暴落時の対処方法について紹介します。

  • 暴落の原因を把握する
  • 相場情報を見ないようにする

暴落の原因を把握する

ただただ下がっていくチャートを見ると、不安が増しこのまま上がる事はないんじゃないかと思ってしまいます。私は日ごろからいくつかのYoutubeチャンネルやSNS情報をチェックし、相場の動きとその原因となる様々な要因について確認しています。原因が分かると、では次の〇〇まで今は耐えるべきだなと相場の大局観をもって、客観的に考える事ができます。

私が参考にしているYoutubeチャンネル、SNS情報は以下のとおりです。

メディアタイトルコメント
Youtubeばっちゃまの米国株米国株の情報中心に情報発信、株価の上げ下げの要因について丁寧に解説してくれています
Youtubeバフェット太郎の投資チャンネル投資に役立つ世界の重要な政治・経済ニュース
youtube上岡正明【MBA保有の脳科学者】株式投資、ニュース、経済、金融、資産運用、お金、スキル、ビジネスキャリア、自己投資の情報をほぼ毎日お届け
Twitter後藤達也さん経済や投資の話題をツイート。グラフが非常に見やすく分かり易い
Twitterレイチェルさん米国株を中心にツイート。毎朝発行されるレイチェル通信はポイント押さえて分かり易い内容になってます。
ばっちゃまの米国株
「ばっちゃまの米国株🇺🇸👵🏻」 米国株投資情報をまとめます。チャンネル登録をして一緒に米国株投資法を学んでいきましょう。 ツイッター: まとめNOTE (全て無料) :

相場情報を見ないようにする

日々下落していくチャート、日々含み損が増えていく証券会社のサイトを見るのは非常にストレスです。ある意味、そのような情報をシャットダウンしてしまうのも長い投資生活では正解かもしれません。

私はidecoと積立Nisaやってるけど、積立設定して後はほったらかしよ!

そら豆
そら豆

長期投資には、ママのようにほったらかしにするのがある意味正解かもしれないね。

投資にかかるコスト

投資には主に「購入する際にかかるコスト」「運用しているときにかかるコスト」「配当金や売却する際にかかるコスト」の3つのコストがかかります。せっかく運用益が出たのにコストを合わせるとプラスマイナスゼロもしくはマイナスなんてこともあり得るので、できるだけ低コストで運用できるよう意識する必要があります。

購入時にかかるコスト

株式や投資信託・ETFを購入する際に手数料がかかります。手数料は証券会社や商品によって異なります。商品や金額に応じて手数料0円の場合もあります。

運用しているときのかかるコスト

投資信託やETFには信託報酬という運用時のコストがかかります。およそ年0.1%~3%程度です。

楽天証券で購入できる投資信託で管理費用(信託報酬含む運用コスト)の最安と最高は下記の通りでした。(2023年7月時点)

高低ファンド名管理費用
最低eMAXIS SLIM 米国株式(S&P500)0.09372%
最高ディープリサーチ・チャイナ・ファンド2.7096%
楽天証券投資信託管理費用

配当金・売却時にかかるコスト

売却時には証券会社に支払う手数料がかかります。商品によっては手数料が無料のものもあります。

また、配当金や売却益については税金がかかります。2023年7月時点では20.315%の税金として徴収されます。

米国株や米国ETFで得た利益については米国にて10%が米国の税金として徴収されます。

りん
りん

じぇじぇじぇ

そんなに持ってかれちゃうの!

そら豆
そら豆

そう、思ったよりも税金が引かれるよね。

でもNISAを利用すると20.315%の税金分が非課税(徴収されなくなる)になるんだよ。

まとめ
  • 投資には「分散」「長期」「低コスト」の3要素が必要
  • 暴落時に狼狽売りは絶対せず、粘り強く投資を続け稲妻が輝く瞬間に立ち会おう
  • コストと税金も把握して、低コストの商品を選択しよう

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